「和」なNFTの付加価値はどうやってつけたらいいか?

コラム
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和をテーマとしたNFTで勝負したい!」 「日本文化は海外にウケるはず」 「でもどうしたらNFTに付加価値をつけられるかわからない…」 と考えている方は多いと思います。 この記事を読むと ・日本文化が本当に大人気かはわからない ・和をテーマとしたNFTの付加価値の具体的な案 ・和をテーマとするときにやった方が良いこと などがわかります。 こんにちは、「NFTアート最初の一枚を売る方法」「NFTアート絵の素人でも月10万円稼ぐ方法」の著者・おねんねです。 わたしは月に平均して10万円ほどNFT関連のことで稼いでいます。 このコラムではNFTクリエイターさんが抱くお悩みや、みなさんから頂いたご質問にゆっくりわかりやすく答えていきたいと思います。 そんなわたしが今回は、和をテーマとしたNFTの付加価値について話をします。 (この記事は、わたしが毎週月曜と金曜のTwitterスペースで話した内容を再編集したものです)

「和」なNFTの付加価値はどうやってつけたらいいか?

今回はある方から頂いた質問に答えていきます。 「初めましてこんにちは😊 いつも本とディスコード、ブログを読ませていただいてます。 少しご相談なのですが何かしら特典をと書いてあったのですが今後着物をモチーフにしたキャラクターを海外向けに特化して行おうと思うのですが保有する特典というのが全然思いつきませんでした。 何かしら特典はやはりあったほうがいいでしょうか?」 というわけで、今回は、和をテーマとしたNFTについて思うことを語っていきます。

日本文化は本当に大人気なのか?

二か月前、わたしがNFT界隈に入ってすぐ思ったことの一つに 「和をウリにしてる人多いな!!」 というのがありました。 CryptoNinjaだってそうだし、それ以外にもわたしが知ってるだけで数名いるんですよね。 で、それっておそらく海外からの需要、海外ウケを狙ってのことだと思うんですよね。 ですが、英語を話せて、海外の人と触れることも多かったわたしはずっと前から 「日本ってまずそんなに人気あるのか?」 と疑問に思っています。 「日本が、および日本文化が大人気ですというエビデンスはどこにあるのか?」 と。 あなたはハッキリと答えられるでしょうか?

日本文化のリアルを示す英語記事

実際に日本の人気について調べてみました。
MAP: The Most Popular Countries In The World To Visit
One country is far beyond the rest.
これは「世界で最も訪れられている国ベスト50」という英語記事です。 実際に物理的に訪れた人の人数順のランキングで、流石にコロナ以前の話だと思います。 で、一位はどこだと思いますか? ちょっと考えてみてください。   … … 答えはフランス。 8100万人が年間で訪れています。 2位はアメリカ、3位が中国、4位がスペイン、5位がイタリア…… 日本の名がなかなかでてこないんですよ。 それもそのはず、なんと日本は40位で620万人。 フランスの13分の1の人しか訪れていません。

日本は素晴らしいと思っているのは日本人だけなのか?

こういう記事もあるんですよね。 「「日本は世界で人気」なのに、外国人観光客数ランキングが「26位」の理由」 かねてから「日本は素晴らしい国というプロパガンダが国内で横行してる」という説は唱えられていました。 「日本の文化が世界に与えた影響」とか「日本人のこういう気質は世界にない素晴らしいものだ」とか。 そんなような本も一時期書店に結構並んでいて、わたしはそれに対しても 「本当に?日本を素晴らしい国だと思わせたい誰かが得をするだけでは?」 と思っていたんですよ。 コロナ前に一時期海外観光客が増えたのは、日本が素晴らしい国だからじゃなくて、単にビザを発行する相手国をその時増やしたかららしいんですよね。 「へぇー、日本に行けるんだ?じゃあお試しで行ってみよっかな」程度で一見さんが来ている。 リピートされているかまでは不明、という見解も読んだことがあります。 (この説に関してソースを探したのですが、コロナ禍の影響でビザに関する過去の情報が埋もれてしまい、見つけることができませんでした。 あくまでいち海外ジャーナリストの方の見解であったと記憶していますので、異なる意見もあると思います。)

日本文化が絶対ウケるエビデンスはどこにもない

わたしはどの国の文化にもそこまで興味がなくて、だからこそ全体に対してフラットな感覚を持ってる自負があります。 そのうえで思うんですが、日本文化って本当にそんなにウケてるんですかね? いや、文化自体を否定する気は全くないです、わたしもお寺に行ったりすることもあります。 が、超ウケてるみたいなエビデンスはどこにあるんでしょうか? むしろ最近アジア人女性を狙った犯罪がアメリカでニュースになったり、それに憤慨したアジア系のセレブリティが声をあげたりってことがあって、割と我々って差別対象になることもあります。 日本のような基本は単一民族国家に生きていると実感しにくいですが、そういう側面もあるんですよ。
Top 28 Cultures of the World | Mars Translation
こちらは「世界の素晴らしい文化トップ28」という英語記事です。 日本は12位でして、これって高いんですかね? あなたはトップ11位までを思いつくことができますか? 出来ないんだとしたら12位もなかなか思いつかないと思います。

「和をウリにする覚悟」は必要

さあ、ここまで聞いて、「え、和を売りにしたNFT辞めようかな」と思ったあなた! この時点でそう思うならやめた方がいいと思います。 ようは、「利益が出るかどうかはわかんないけど、本当に日本文化を愛していてシェアしたいんだ!」くらいの勢いがないと、なかなか生き残れないのでは、と思います。 今後、さっきいったようなエビデンスなしに、「日本文化は海外に受けるだろう」と考えて和をウリにする人は増えていくと思うし、そうなると実際のパイは小さいので奪い合いになります。 そこで生き残るだけの何かを考え出せるか?という話です。

和をテーマとしたNFTの付加価値アイディア

例えば、着物に関するNFTを持っていると、月に一度、メタバースのアバターに着せる新しいデザインの着物が送られてくるとかはいいとおもいます。 それで着せ替えを楽しむみたいな感じですね。 そのためには3Dデータを作れる人が必要なので外注することになるかもしれません。 NFTの販売自体は二次流通がない限りは一度きりで、でも着物の特典は毎月となると、そこでちゃんと採算が取れるように運営するのは結構難しいと思います。 着物で言えば、他には、着物の実物を販売して、それを買うとNFTが付いてきて、メタバース上で同じ柄の着物を着ることができるとかも喜ばれそうですね。 あとは、着物とは違いますが百人一首NFTとか。 上の句のNFTと下の句のNFTを揃えて保有すると、特別なNFTがプレゼントされるとか、 特別なDiscordの部屋に招待されて、日本の文化が好きな外国人だけで会話できるのもとてもいいと思います。 そういうコミュニティの提供は特にいいと思いますね。 和について語り合いたいけど周りにそういう人がいない外国人はいるかもしれません。

アニメファンとの混同に注意

あとは、「和っていうかアニメが好きなんだよ!」という外国人も結構います。 わたしが日本人だと知るや否や「アニメ好き?」と二言目には聞かれるので、うんざりした覚えがあるほど、聞かれます。(わたしはアニメ見ないのでそう答えると「なんでー!?」と言われたりしてすごく消耗しました) なので「日本が好きな外国人」と一言で言っても、アニメが好きという意味でだったら着物に興味を示さないかもしれません。 そこのターゲットの混同はしない方が良いでしょう。

本当に「伝統的な和」で戦いたいなら…

伝統的な和で勝負するのが本当にいいかはもう一度考えてみてください。 やるのであれば「日本の中でも特に伝統的な和を愛する外国人」をうまくキャッチする網を作る必要があると思います。 そのためにはまずそういうターゲットをたくさんツイッターでフォローして、彼らの言動やニーズを探る必要があります。 当たり前ですが、英語できませんとか言ってられないとは思います。 海外ウケを狙うなら海外に詳しくなることからだと思います。 というのがわたしの回答と考察です。

英語記事の読み解きマガジンを連載しています!

タイムリーなことに、英語記事を読み解いていくマガジン「Let’s クリプトニュース!」を試験的に作ったので、気になる方は是非チェックして、海外の最前線をわたしと学びましょう!

みなさんからのご相談お待ちしています!

このコラムではみなさんからのご質問、ご相談をお待ちしています。 匿名で送れますし、些細なことでも構いませんのでこちらのマシュマロまで送ってください。 (こちらはおねんね直通のマシュマロです!他のライターさんの記事のマシュマロに送ると、おねんね以外の人が答える可能性があります。確実におねんねに届けたい場合はこちらを使ってください。) すべてにお答えできるかはわかりませんが、いろんな方の助けとなり、読み物としても面白いものとなるよう頑張りたいと思います。 それでは、また。 おねんね(@onennenft) 著書に 「NFTアート最初の一枚を売る方法」NFTアート絵の素人でも月10万円稼ぐ方法」など。 「#8 完全不労所得、二次流通だけで月5万稼ぐ方法を思考してみる」 「#14 NFTに参入したのは明確な3つの条件をクリアしていたから」 「#17 自分だけのNFT運営方針が決まる8つの質問」 などの内容が読めるマガジン「NFT実況考察vol.1」を連載中。

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