NFTの始め方が分からず不安になっていませんか。NFTの始め方は仮想通貨を使っている人でないと難しいと思います。
そこで初めての人でも分かるように、NFTの始め方や出品の方法を仮想通貨を運用しつつNFTを買っている成瀬が徹底して解説していきますね。
この記事を書いてる成瀬は、NFTに投資をしています。
NFTの始め方についてもそれなりに詳しいので、安心して読み進めてください。
NFTの始め方:投資の方法について
NFTを始める前に次の項目について把握しておきましょう。
- 取引所で口座開設
- NFTを取引所で購入
- NFTで投資する前の注意点
取引所で口座開設をする
まずは仮想通貨取引所のアカウントを作成します。個人的におすすめなのはコインチェックです。
コインチェックは独自のNFTプラットフォームを持っていたりするので、NFT投資をするのにも使いやすく良いのではないかと思っています。口座開設の手順については次の通りです。
- アカウントを作成する
- 本人確認書類を提出する
NFTを取引所で購入する
NFTを購入する前に、NFTプラットフォームの登録と資金管理のウォレットを作成する必要があります。
コインチェックが推奨するブラウザはGoogle ChromeやFirefoxなので、ウォレットはMetaMask(メタマスク)を追加してください。メタマスクはChromeウェブストアからダウンロードできます。追加後に次の手順を踏めば登録は完了です。
- 「ウォレットの作成」をクリック
- 「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」で「同意します」を選択
- 最低8文字のパスワード設定
メタマスクの追加が完了したら、次の手順でNFTを購入することができます。
- コインチェックに入金をする
- メタマスクにコインを送金する
- NFTプラットフォームに登録する
NFTで投資する際の注意点
NFTで投資をする前に注意することは次の通りです。
- メタマスクの秘密鍵は公開しない
- 手数料(ガス代)も把握しておく
- 著作権まで譲渡されない
メタマスクの秘密鍵は絶対に公開しないでください。2020年7月に仮想通貨ハードウェアウォレットを提供するLedger社がメタマスクへのハッキング被害をうけるという事件がありました。
NFTを買う場合は手数料が必要です。なので、送金をする時に手数料を含めて多めにコインを購入しておくと良いでしょう。
NFTを購入しても著作権は出品者もしくはアーティストにあります。なので、画像を勝手に複製してInstagramなどに共有することは避けるのが無難です。
NFTの始め方:出品の方法について
NFTの出品方法ですが、基本的に把握しておくことは次の通りです。
- NFTマーケットへの登録
- NFTアートのアップロード
- NFTを出品する前に知るべき注意点
NFTマーケットに登録する
NFTマーケットはOpenSeaがおすすめです。登録の手順に関しては次の通りに進めれば問題ありません。
- 「OpenSea」にアクセス
- トップページ右上のアカウントマークから「My Account Settings」を選択
- メタマスクと接続する
- ユーザー名とメールアドレスを入力
- 届いたメールの「VERIFY MY EMAIL」をクリック
NFTアートをアップロードする
OpenSeaの登録が済んだら、NFTアートを出品していきます。出品する方法は次の通りです。
- 「OpenSea」の右上にある「Create」をクリック
- 「Create new item」ページでアップロードと必要事項を記載
- 詳細画面で右上にある「売る」をクリック
- 「Select your sell method」ページで販売方法を設定
NFTを出品する際の注意点
NFTを出品する前に知っておいた方が良い注意点がいくつかあります。
- 売る目的を明確化しておくこと
- 著作権の問題を把握しておく
売る目的を明確にしておくと価格設定がしやすくなります。大きく稼ぐことが目的でなければ少額に設定しておき、販売できた実績が作りやすいです。
出品する作品の著作権について確認しておきましょう。1次作品ならそこまで問題はありませんが、2次的著作物を作成して販売をする場合は、1次作品のアーティストや管理者に許可をとる必要があります。
NFTの始め方:投資でよくある質問
NFTの初心者に向けてNFT投資に対するよくある質問をまとめました。
特にNFT初心者は分からないことが多いはずなので、参考になると思います。
取引手数料はどんな時にかかるの?
基本的にブロックチェーンを使って取引履歴が残るものは全てガス代がかかります。次の作業は全てイーサリアムにおけるNFTの場合です。
- 出品した後に初めて販売する場合
- オファーを受けて了承した時 (オファー主に販売する時)
- オファーを出す時
- オークションに入札する時
- 販売をキャンセルする時
- エアドロップ (Transfer) する時
- NFTを購入する時 (毎回かかります)
仮想通貨の取引所と販売所の違いは?
大きな違いは手数料の高さです。取引所では手数料がかなり安く、販売所では手数料が高くなります。
取引を早く済ませたいなら販売所を選ぶ方が良いです。取引所は運営ではなく個人間での取引となるので時間や手間がかかるデメリットがあります。対して販売所は運営から買うので値段が決まっており、すぐに買えるでしょう。
NFTを始めて気をつけるべき事はある?
やはり詐欺に気をつけるのが1番です。詐欺に関してはいくつか事例があるので次にまとめました。
- OpenSeaの公式サイトを装った広告
- 偽のOpenSeaやメタマスクのサポートDM
- OpenSeaから「落札されました」のメール
- ウイルス入りのファイルを送られた
Google広告で偽のOpenSeaサイトを宣伝して、ウォレットの秘密鍵を狙った詐欺です。対策としてはOpenSeaの公式サイトを予めブックマークしておくのが良いでしょう。
おいおいおい、これはやばいぞ。NFT のインフルエンサーに周知してほしいやつ。
いま Google 検索で「OpenSea」で検索して一番上に広告で出てくるものは「詐欺(scam)」です。絶対に、シードフレーズは入力しちゃダメです。URL 違くて2度見した。
https://twitter.com/luin_aozora/status/1447614650292457476
偽のOpenSeaやメタマスクのサポートDMですが、TwitterのDMに直接サポートのオファーが来るケースは全て詐欺です。DMやリプが来ても無視しましょう。
OpenSeaから「落札されました」のメールが来るケースがあるようですが、それも詐欺です。URLで公式サイトと判別ができるはずなので、確認しておきましょう。
ウイルス入りのファイルをツイッターのDMに送られるケースがあるようです。URLを開いてしまうとハッキングされてしまうので、まずクリックをしないのが無難でしょう。
NFTの始め方:出品でよくある質問
NFTの初心者に向けてNFTアートの出品に対するよくある質問をまとめました。
こちらもNFT初心者には参考になると思います。
NFTの販売手数料はどれくらいかかるの?
OpenSeaの場合は、売れた時に販売価格の2.5%を運営に支払う事になります。作成するのは無料ですが、販売する際は手数料がかかるという認識で問題ありません。
NFTを出品するリスクってあるの?
想定されるのは著作権等の権利関係を巡るトラブルです。NFTアートを作成して販売すると転売や無断での2次的作品の販売など問題が増えていきます。この辺りは事前に規則をまとめて公表しておくとトラブル防止に繋がるでしょう。
NFTの出品はpolygonとETHのどちらが良いの?
お試しでOpenseaを使う人はpolygonが良いと思います。すでに絵にファンがついている人はETHでも良いですが、手数料も高いので初心者にはあまりおすすめはしません。
もっとpolygonとETHの違いを知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
NFTの始め方を知ったら仮想通貨を購入しよう
ここまでNFTの始め方を紹介してきましたが、仮想通貨取引所は使う機会が多くなると思います。
仮想通貨取引所に登録して、少額から送金をしてみましょう。送金先を間違えて大金を失ってしまうなどのトラブルを避けるためにも早めに登録しておき、使い慣れておくのが良いでしょう。
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