NFTで二次創作をするとき気をつけるべきこととは?

コラム
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NFTの二次創作って何?」 「NFTの二次創作をするのに気をつけることはなんなんだろう?」 「二次創作したいNFTがあるけど、どうしたら許可を得られるかわからない」 これはそんなお悩みを持った方に向けた記事となります。 この記事を読むと ・NFTでの二次創作とは何か ・二次創作をする際に気をつけるべきこと ・二次創作の許可の取り方 がわかります。 こんにちは、「NFTアート最初の一枚を売る方法」「NFTアート絵の素人でも月10万円稼ぐ方法」の著者・おねんねです。 わたしは月に平均して10万円ほどNFT関連のことで稼いでいます。 このコラムではNFTクリエイターさんが抱くお悩みや、みなさんから頂いたご質問にゆっくりわかりやすく答えていきたいと思います。 そんなわたしが今回は、NFTで二次創作をするとき気をつけるべきことについて話をします。

NFTで二次創作をするとき気をつけるべきこととは?

このコーナーでは読者さんからの質問をお待ちしているのですが、先日、こんな質問をいただきました。
私は、既にNFT発行出品をしている段階まではいます。 Onenneさんの本を読んで、二次創作をしたいと思っています。 例えば、イケハヤさんやOnenneさんの作品の二次創作をしたい場合は、どのように進めばよいのかが、いまいち分からなかったので教えて頂けると幸いです、、、。
NFT界では、ある人のNFTのキャラクターなどを別の人が描いて販売する、といった二次創作もしくはファンアートの文化があります。 とはいえ、全ての人の作品を二次創作していいわけではないですし、当然、アニメや漫画などで見たキャラクターもNFTにして販売すると大きな問題となる可能性があります。 この記事ではNFTの二次創作をする上で気をつけるべきことを書いていきます。

NFTで二次創作するときのステップ

①二次創作ガイドラインの確認

まずは二次創作をしたい作品の作者の方のTwitterアカウントなどを確認して、その方が二次創作がイドラインを公開していないか確認します。 ガイドラインには、例えばアダルト作品は作らないでくださいなどの注意書きがあります。 おそらくこの時点で、すでに商業販売されている漫画やアニメなどは二次創作物の販売が許されてないケースがとても多いはずです。 Nijisoというプラットフォームが二次創作をスムーズに行えるように存在しますが、個人の方は登録していないケースも多いです。 作者が個人の方で二次創作ガイドラインが特にない場合については後述します。

②作成数などの設計

ガイドラインをよく読み、まずはどんなNFTにするか設計しましょう。 ・どんなコンセプト、見た目にするのか? ・作成枚数はいくつにするのか? ・公開日はいつごろにするか? ・ギブアウェイ(Twitterなどで抽選プレゼントをすること)の有無 など考えていきましょう。 ギブアウェイについては「NFTアート最初の一枚を売る方法」に詳しく書きましたので、よかったらチェックしてみてください。 Openseaで複数枚作成するのであれば、自ずとpolygonを選択することになります。

③作品作り&作者さんに報告

実際にガイドラインに沿って作品作りを行い、作者さんに報告します。 できればNFTにしてしまう前に作者さんに一言お伝えすると、一度見せて欲しいと言われた場合にも対応できます。 ギブアウェイをするのであればこのタイミングで作者さんに伝えると、ギブアウェイツイートをRTしてもらいやすい場合もあります。 作者さんにはできるだけ丁寧に、敬意を持って接すると、相手も二次創作を歓迎してくれる可能性が高まります。 作者さんとしても自分のつくったキャラクターなどの二次創作をされると、自分のNFTにハクが付くので喜ぶ人も多いです。 ただし、二次創作する側に敬意を感じられないと、作者さんとしても不安が残る状態となってしまい、迷惑が掛かってしまいます。 なので、できるだけコンセプトなどをわかりやすくDMを書き、作品に対する愛を伝えると、許可してもらいやすいとおもいます。 円滑なコミュニケーションをとることで、無用なトラブルを防ぐことができるでしょう。

二次創作ガイドラインがない場合

二次創作ガイドラインがない場合、 ・二次創作をされたくないケース ・そもそも二次創作をしてもらえると思っていなくて、ガイドラインを決めてないケース などが考えられます。 なので、作者さんにDMなどで問い合わせをするといいでしょう。 間違っても、無断で作って販売してしまうことのないようにしましょう。 無断で作って販売してしまうと、あとあと大きなトラブルとなる可能性もあります。 なにより、ブロックチェーンに一度記録してしまったものは撤回が絶対にできません。 問題があったら、あるいは怒られたら消せばいいよね、という発想は通用しない世界です。 消せないので、そういうNFTを無断で作った証拠はだれでも手に入れることができてしまい、あなたの過去の行いとして残り続けます。 そこまでの悪意はなくとも、取り返しがつかないケースがありますので、NFTにする際は十分注意しましょう。

誰の二次創作をすべきか?

基本的には自分が素晴らしいと感じる作者さんがいいと思いますが、戦略を優先するなら、「二次創作をリツイートしてくれる人」がいいと思います。 人気のある作者さんだと、あなたの他にも二次創作している人がいるかもしれません。 その作品の告知ツイートを、作者さんがリツイートしているかどうかをチェックすると、自分が二次創作した場合リツイートしてもらえるかは想像ができます。 フォロワーの多い作者さんであれば、それだけあなたのNFTを多くの人に届けてくれるということなので、フォロワー数もよく見ておきましょう。

ファンアートという呼び方もある

冒頭で、二次創作あるいはファンアートと書きましたが、どっちの言葉を使いたいかは作者さんによって分かれる部分があります。 人によって定義やイメージが異なるので、その作者さんの言い方に合わせて発言するといいでしょう。

まとめ

二次創作する手順は以下の通りでした。 ①二次創作ガイドラインの確認 ②作成数などの設計 ③作品作り&作者さんに報告 そして、 ・二次創作ガイドラインがない場合は作者さんに問い合わせ ・リツイートの頻度やフォロワー数を基準に選ぶのも良い ということをお伝えしました。

みなさんからのご相談お待ちしています!

このコラムではみなさんからのご質問、ご相談をお待ちしています。 匿名で送れますし、些細なことでも構いませんのでこちらのマシュマロまで送ってください。 (こちらはおねんね直通のマシュマロです!他のライターさんの記事のマシュマロに送ると、おねんね以外の人が答える可能性があります。確実におねんねに届けたい場合はこちらを使ってください。) すべてにお答えできるかはわかりませんが、いろんな方の助けとなり、読み物としても面白いものとなるよう頑張りたいと思います。 それでは、また。 おねんね(@onennenft) 著書に 「NFTアート最初の一枚を売る方法」NFTアート絵の素人でも月10万円稼ぐ方法」など。 「#8 完全不労所得、二次流通だけで月5万稼ぐ方法を思考してみる」 「#14 NFTに参入したのは明確な3つの条件をクリアしていたから」 「#17 自分だけのNFT運営方針が決まる8つの質問」 などの内容が読めるマガジン「NFT実況考察vol.1」を連載中。

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