「海外の人にNFTを売りたいけど、英語がわからない!」
「Google翻訳などの機械翻訳はどの程度信用できるの?」
「機械翻訳を上手に使うテクニックは?」
今回はそんなお悩みに応えていきます。
この記事を読むと
・機械翻訳はどの程度信用できるのか
・機械翻訳では心配なときに使えるおすすめサービス
・機械翻訳を上手に使うテクニック
・英語がわからない場合、ずっと機械翻訳に頼っていていいのか?
などがわかります。
こんにちは、「NFTアート最初の一枚を売る方法」「NFTアート絵の素人でも月10万円稼ぐ方法」の著者・おねんねです。 わたしは月に平均して10万円ほどNFT関連のことで稼いでいます。
このコラムではNFTクリエイターさんが抱くお悩みや、みなさんから頂いたご質問にゆっくりわかりやすく答えていきたいと思います。
わたしは完全独学で日本でTOEIC830を取った経歴があります。
留学や、海外在住経験がなくても英語を習得したり、英語を使って海外になにかを売り込むことは可能です。
TOEIC830が解説!NFTはGoogle翻訳で海外に売れるのか?
今回は、文法解説ではなくて、機械翻訳がどの程度信用できるか?というお話です。
英語がわからない日本人の方が、機械翻訳に頼っているケースを沢山目にします。
しかし、その機械翻訳がどの程度役に立つかを、英語がわからない人は自分では確認しようがありません。
出てきたものをこれでいいと信じるしかないのは、なかなか不安ですよね。
そういう人におすすめのサービスなどもご紹介します。
ぶっちゃけ機械翻訳は信用できるのか?
実際、わたしからみて機械翻訳がどのくらい役に立つかをまずはお話しします。
わたしはYouTubeのゲーム実況動画で、日本語のテロップを機械で英訳したりもしていますが、あくまで下訳として使うにとどめています。
機械翻訳をしたあと、自分の手で手直しは必ずしています。
昔と比べたら機械翻訳の文法的なミスは減りましたが、ニュアンスが変わる部分はまだあります。
それもそのはずで、日本語の文法はなかなか他に似ている言語がありません。
例えば、フランス語と英語は
主語 動詞 目的語
といった文を成り立たせる単語の順番が近いのに対して、日本語は
主語 目的語 動詞
という順番で、さらに「〜を」といった、いわゆる「てにをは」も頻繁に入る傾向にあります。
なので、英語フランス語間ではGoogle翻訳の精度が高くても、英語日本語間ではそこまでではないケースも出てくるのです。
そういう意味で、我々日本人は機械翻訳を使う上で結構不利です。
機械翻訳を使うときのコツ
では、機械翻訳を上手に使うテクニックにはどんなものがあるのでしょうか?
日本語的な表現を避ける
日本語のものの例えをそのまま翻訳にかけると変なことになりやすいです。
例えば、「昼食は腹八分目くらいまで食べた」をGoogle翻訳にかけると
「I ate lunch until about the 8th minute of my stomach」
になっちゃうんですね。
直訳すると
わたしの胃が8分間になるまでランチを食べました
って感じです。
これは腹八分目という、お腹を入れ物として考えた時に8割埋まってるイメージのものの例えであって、時間の八分と文字は同じでもそうじゃないですよね。
そういう日本語でしか言わない表現まで機械翻訳が汲み取ってくれることは少ないです。
だから、機械翻訳を使う人は、あまり難しい表現を使わない文章を翻訳するようにしたほうがいいです。
とにかくシンプルに、中学生でも理解できる文章を書いて英訳することをおすすめします。
主語をちゃんと書く
あと主語を書くこともめちゃくちゃ大事です。
日本語だと、
「好きだよ」と言っただけで
「(君のことが)(僕は)好きだよ」と伝わるのですが、英語は「I love you」とちゃんと書くのが普通です。
だから、翻訳したい日本語で書く時点で、わたしは、あなたが、などをはっきり書くと、クリアな英文になりやすいです。
英語ができないならできないで現状は仕方ないですが、このように機械翻訳と良い付き合いをする努力はしたほうがいいですし、それは十分に可能です。
機械翻訳では不安なときにおすすめのサービス
クラウド翻訳
人間の手で訳されたものを安く手に入れたいときは、クラウド翻訳がおすすめです。
クラウド翻訳は沢山の英語のわかる在宅ワーカーが待機していて、入ってきた短文の日本語をサッと英語に訳してくれて、単価もそんなに高くないことが多いです。
Conyacというサイトなどが有名ですね。

大量の文章を翻訳したいわけじゃないなら、これでもいいと思います。
Grammarly(グラマリー)
また、ある程度英語はわかるけど、スペルや文法が不安な場合はGrammarlyというサービスがおすすめです。
これは、書いた英文をAIにチェックしてもらうことで
・文章の語調(カジュアルなのかフォーマルなのか、など)
・別の適切なワードチョイスの提案
・文法ミスのチェック
などを受けられるものです。
Chromeの拡張機能や、iPhoneのキーボードに組み込むことも可能で、いちいちどこかにコピペして翻訳しなくても、普通に文章を打ちながら添削を受けられるのが特徴です。
有料なのですが、課金しているあいだは、パソコンでもiPhoneでも使うことができてデバイスを選びません。

1番は勉強すること
ここまで英語が不安な場合について解説してきましたが、1番いいのはベーシックな英語を勉強することです。
中学英語だけでも、柔軟に使いこなせればかなり喋れるようになります。
それができるとTwitterなどにフリーハンドで気楽に英語で書き込めてチャンスが広がるんですよね。
例えば、
「NFTギブアウェイをします!
このNFTを3名様に差し上げます。
応募方法はこのツイートをリツイートです。」
という文章を書きたいとして
単に機械翻訳すると
「NFT give away!
We will give this NFT to 3 people.
The application method is to retweet this tweet.」
なのですが
自分の頭でフリーハンドで自由にかけると
「NFT giveaways!
RT this tweet and 3people will get this NFT」
でいいんですよね。
かなり短いと思いませんか?
余った文字数に他の情報を加えたりなども自在にできることが、いかに強いかはみなさんもわかると思うんです。
NFTの概要やURLなども貼れるわけですからね。
なので、あくまで翻訳に頼るのは補助輪であって、最終的に自分の頭で自在に英語を作れることを目指しておいた方がいいです。
学習法についてはまた別の記事で紹介します!
CryptoNinja DAOの英語講師に就任しました!
Ninja DAOに英語学習チャンネルが誕生!講師は @OnenneNft さん。
英語を学びなおしたいクリエイターの方はぜひご活用ください。
教材や学習方法、相談に乗ってくださいます。
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2022年1月末まで、CryptoNinja DAOで英語の学習相談にのる講師をさせていただくこととなりました!
すでに多くの方が質問をしてくださっています。
初歩的なことでも大丈夫なので、是非ご相談ください。
まとめ
というわけで
・機械翻訳は下訳程度に考えた方がいい
・機械翻訳では心配なときに使えるサービスもある
・機械翻訳を上手に使うテクニックもある
・ずっと機械翻訳に頼るのではなく、いずれは英語を自分で書けるようにした方がいい
ということをお伝えいたしました!
みなさんからのご相談お待ちしています!
このコラムではみなさんからのご質問、ご相談をお待ちしています。
匿名で送れますし、些細なことでも構いませんのでこちらのマシュマロまで送ってください。
(こちらはおねんね直通のマシュマロです!他のライターさんの記事のマシュマロに送ると、おねんね以外の人が答える可能性があります。確実におねんねに届けたい場合はこちらを使ってください。)
すべてにお答えできるかはわかりませんが、いろんな方の助けとなり、読み物としても面白いものとなるよう頑張りたいと思います。
それでは、また。
おねんね(@onennenft)
著書に 「NFTアート最初の一枚を売る方法」 「NFTアート絵の素人でも月10万円稼ぐ方法」など。
「#8 完全不労所得、二次流通だけで月5万稼ぐ方法を思考してみる」
「#14 NFTに参入したのは明確な3つの条件をクリアしていたから」
「#17 自分だけのNFT運営方針が決まる8つの質問」
などの内容が読めるマガジン「NFT実況考察vol.1」を連載中。
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